FEATURE - THE INTERVIEW - IDEAL LIFE -
ファーネストが考える「上質な暮らし」とは?
野口 誠志(写真左)
株式会社ファミリー 建設事業本部 次長
一級建築士
1971年生まれ。ファーネストマンションにおける設計ディレクション業務全般を担当。休日には趣味であるサイクリングを楽しむ、子煩悩なイクメンの一面も。
座安 一気(写真右)
株式会社ファミリー 開発事業本部 マネージャー
1985年生まれ。営業部を経て、現在はファーネストシリーズの土地仕入れ業務を担当。プライベートでは気の合う仲間たちとサーフィンにくりだす行動派。
記念すべき第1回は、(株)ファミリーの社員として、年間多数のファーネストマンションをプロデュースしているお二人、野口誠志さんと座安一気さんへのインタビュー。お客さまの個性と、そのご家族ならではのライフスタイルを叶える住まいを提案している、ファーネストの作り手の思いを探ります。
野口さんはマンションの設計、座安さんは土地の仕入れをご担当されているということですが、もう少し具体的にお仕事の内容について教えてください。
野口:私は一級建築士としてファーネストシリーズの外観や内観、インテリア等すべての設計要素におけるディレクションを担当しています。ファーネストは物件ごとに、才能あふれる外部の建築家やインテリアデザイナーとチームを組むことが多いのですが、皆さんいい意味でこだわり派の職人気質。そんなスタッフをまとめるのが私の仕事です。例えるなら個性派オーケストラの指揮者といったところでしょうか。
座安:さすが野口さん、例えが上手いですね(笑)。私はプロジェクトへの関わりでいえば、設計よりもっと前の段階。事業予算や候補地の環境、その他さまざまなデータをもとに九州エリア全域から魅力的な土地を探し出し、仕入れるのがメインの業務です。言わばプロジェクトの切り込み隊長ですね。
それぞれスペシャリストとして、お仕事に対するこだわりなどありますか?
野口:まず何より、お客様の目線で設計することです。例えば小さなお子様がいるファミリー世帯だったらベビーカーがスムーズに通る通路幅が大切になってくるし、あるいはお年寄りや身体が不自由なかたであれば、ちょっとした段差でもすごく気になると思うんです。デザインはもちろんですが、機能性や暮らしやすさの細部にまでも気を配ることは、私が仕事をするうえで常に意識しています。
座安:ファーネストは建設するエリアの特性に応じて物件のコンセプトを決めます。都心部駅近、閑静な住宅街などその土地の個性を最大限活かすかたちでひとつのマンションをプロデュースするのです。だからプロジェクトの指針となる土地の取得には大きな責任が伴います。現在はもちろん、未来におけるその土地のポテンシャルまでも慎重に検討しつつ、毎回「これは」という土地を仕入れさせていただいています。
少しプライベートなお話もお聞きしたいです。今後この連載のキークエスチョンにしたいと思っている質問です。お二人にとって、ご自身が“心地よい”と思える空間や時間とはどういったものでしょうか?
野口:実は私、自転車が趣味でして。休日に愛車で郊外の山などをサイクリングするのが最高の癒しタイムですね。四季折々の景色の中、無心で風をきって走っているうちに、不思議といろいろなアイデアも浮かんでくるんですよ。あとは子供と遊ぶときかな。先ほども少しお話しましたが、自分が親になり身をもって体験することが、ずいぶん仕事の現場に役立っています。
座安:野口さんもアウトドア派なんですね!私も休日はサーフィンを楽しんでいます。早朝に早起きして誰もいない海に一番乗りできた時は「しめた!」ですよ(笑)。あと、海から上がった時、冷えた身体を温めるために飲むホットコーヒーがどんなに美味しいことか!ささやかですけど、私にとっては掛けがえのない上質な時間ですね。
なるほど、お二人とも自分なりの心地よい時間を楽しまれているわけですね。最後に読者の方々にメッセージなどあればお願いします。
野口:私たちはファーネストというマンションを提供することでお客様の日常が少しでも上質で、心地よいものになればと願っていますが、その“上質な暮らし“”心地よい暮らし“に決まった答えなんて無いはずです。何が言いたいかといえば、その答えを見つけるのはお客様自身だということ。我々が自信を持ってご提供する空間で、皆さま思い思いの素敵な暮らしを描いていって頂きたいです。いつかお客様自身が「ああ、ファーネストに住んで本当によかった」と思っていただければ、我々スタッフにとってそれ以上に幸せなことはありませんから。