FEATURE - ONE OF ONE ほっとする空間にまつわるインテリア
作り手の想いがつまった価値あるもの
品質とアート性に富んだ長く使えるものを提案
西新駅から徒歩10分、「ファーネストプレミアムクラス高取」の近くにある、週末限定オープンの知る人ぞ知る名店「81（ハチジュウイチ）」。こちらでは、生産者の顔が見えるものをテーマに、コンセプトに共感した商品を一つひとつていねいにセレクトし、お客様へ紹介しています。気になるものがあれば、店主が、それがどんな生産背景でどんな意図で作られたものかなど詳しく説明してくれます。そのため、価格やトレンドに左右されることなく、作家へ共感したもののみを手にすることができ、使うごとに愛着のわいてくるものばかり。商品展開は、国内外の生活雑貨をはじめ、書籍、食品、洋服や服飾品など様々。どれも数量限定の販売で、できる限り“一期一会”を大切に、ここに来ると新しいものやことを発見できる場所であるよう心がけているようです。
暮らしに新しい気づきをくれるアイテム
とくに、おすすめなのは、デザインや素材感の面白い食器や服飾品の数々。鹿児島で活動する陶芸作家・城戸雄介による磁器ブランド「ONE KILN」は、釉薬の心地よい色合い、型を用いてつくる完成された形が特徴。見ているだけでも心が満たされるような一品です。また、創業350年以上の有田焼の老舗「今村家」とデザイナー大治将典のコラボによる「JICON」は、完璧すぎず、媚びない“生成りの白”が個性的で従来の有田焼の概念を変える斬新なデザインが魅力。服飾品では、齋藤由清乃によるブランド「Suno＆Morrison」が素敵。オーガニックコットンのガラ紡を中心に、インドの手紡ぎ・手織りのカディコットンなどデザイナーが実際に使い心地よいと感じた素材によって紡ぎだされた上質なものを提案しています。書籍については、20世紀を代表する報道写真家ともいわれるロバート・キャパの写真集が今改めて注目したいもの。街の歴史や実在の人物などの史実があると共に、構図の美しさや人の表情、息をのむ瞬間を捉えているなど撮影者のセンスや個人的な思いがしっかり反映されており見応えがあります。そしてシリーズ書籍の『新しい教科書』もまた、毎日の暮らしに新しい視点を与えてくれる大切な一冊。大人の学びたい気持ちに応えるべく、さまざまなテーマを、魅力的な監修者のナビゲートにより紹介。“豊かな暮らしを贈る秘訣”が綴られています。
左: Bowl set ash M φ140×H60mm ¥4,000＋tax［ONE KILN］
右: Bowl set ash S φ110×H60mm ¥3,600＋tax［ONE KILN］
カディストール ¥8,900＋tax［Suno＆Morrison］
キッズワンピース ¥7,600〜 ＋tax［Rylee & Cru］
※この記事に掲載している情報は2016年5月9日現在のものです。掲載アイテムの価格や内容が変更する場合があります。
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